Rubrik、Microsoft Azure Blob Storage向けサイバーレジリエンスソリューションを発表
包括的なクラウドリポジトリのデータセキュリティにより、クラウドをセキュアに活用し、ビジネスの俊敏性を実現
The Zero Trust Data Security™カンパニーであるRubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本日、Microsoft Azure Blob Storage向けの最新のサイバーレジリエンスソリューションを発表しました。組織がクラウドへの依存を強める中、セキュリティ上の盲点や機密データの脆弱性などの固有のリスクが生じています。Rubrikは、サイバー態勢とサイバーリカバリを提供し、Microsoft Azure Blob Storageの顧客にクラウドデータの可視性を提供することで、ビジネスの俊敏性と回復力を実現します。
Microsoft Azure Blob Storageは、クラウドネイティブなワークロード、アーカイブ、データレイク、高性能コンピューティング、機械学習向けのセキュアなオブジェクトストレージを提供します。Microsoft Azure Blob Storageは、大量の非構造化データの保存に最適化されており、あらゆる業界の企業において、機密性が高いビジネス情報、個人情報、コンプライアンス記録、人工知能(AI)トレーニングモデル用のデータの重要なリポジトリとして利用されています。
Simpson Strong-TieのITインフラストラクチャ&オペレーション担当バイスプレジデントであるジョン・メン(John Meng)は、次のように述べています。「Simpson Strong-Tieは、建設業界におけるイノベーションと優れたサービスの提供に注力しています。ビジネスの中断は、従業員やお客様への影響に加え、優れたサービスを提供する能力にも支障をきたします。Microsoft Azure Blobの保護を含むRubrikのソリューションを活用することで、包括的なデータ保護、コンプライアンス、サイバーレジリエンスを確保がすることができます。これにより、機密情報を保護しながら、従業員とお客様にデータセキュリティへの安心感を与えることができます。」
Rubrikの最高製品責任者であるアネカ・グプタ(Anneka Gupta)は、次のように述べています。「Rubrik Zero Labsの最近の調査により、クラウド環境でRubrikが観測した全データの70%はオブジェクトストレージであり、オンプレミスやSaaSのデータに比べてセキュリティカバレッジがはるかに劣る可能性があることが判明しました。さらに、そのデータの約90%が、テキストファイルまたは半構造化ファイルであると推定されており、機械判読性に差があり、主要なセキュリティ技術やサービスの対象外のデータ型です。これは二重の打撃と言える状況です。」
Microsoft Azure Storageのジェネラル・マネージャーであるアウン・ウー(Aung Oo)は、次のように述べています。「生成AIと大規模言語モデルの台頭により、保護が必要なデータが急激に増えています。Azure Blob Storageのようなクラウドオブジェクトのリポジトリで大量の重要なAIデータを保護するには、Rubrikが提供する意図的に設計されたサイバーレジリエンスソリューションが必要です。」
Microsoft Azure Blob Storage向けの新サービスの主なメリットは、以下の通りです。
顧客の環境を離れることなく、Microsoft Azure Blob Storage内に保存されているすべてのデータを自動的に検出、分類し、データに関するコンテキストを提供
自社のセキュリティポリシーやデータ要件に照らし合わせて機密データのセキュリティ態勢を評価
Microsoft Azure Blob Storage内の機密データを継続的に監視して危険なユーザーアクティビティを検出し、新たな脅威を早期に警告
Microsoft Azure Blobの冗長なデータを特定して修正を可能にし、クラウドコストを削減
Microsoft Azure Blob Storageのクール層とコールド層におけるバックアップデータの保存をサポートすることで、全体的なデータの所有コストを削減
オブジェクトレベルやコンテナ全体など、様々な復旧パターンを利用し、汚染されていない最新のクリーンなデータを迅速に復元
本日の発表は、RubrikとMicrosoftは長年にわたる関係を強化するものであり、両社は今後も顧客のサイバーレジリエンスのさらなる強化を支援していきます。最近の統合には、Microsoft 365 Backup製品の拡張機能によるMicrosoft 365の包括的な管理やRubrik Security CloudとMicrosoft SentinelおよびAzure OpenAI Serviceとの連携が含まれます。Rubrikは、2023年に、Microsoft Content AIパートナープログラムに参加し、Microsoft インテリジェント セキュリティ アソシエーション(MISA)に加わるとともにMicrosoft Sentinelとの統合を発表しました。また、Rubrikは「2024 Microsoft Partner of the Year」に選出されています。
RubrikのMicrosoft Azure Blob Storage向けの最新のデータ保護機能は、現在一般提供されています。詳細については、当社のソリューションページをご覧ください。
Rubrik(ルーブリック)について
Rubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、Zero Trust Data Security™で企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。
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