2018年3月12日

Nutanix、次世代クラウドの導入促進でチャネルパートナーをサ ポート

パートナーの経済的メリットを拡大する新たなインセンティブと、Dell EMC XCシリーズ向けのソフトウェアライセンス・オプションを発表

Nutanix Inc. (本社: 米国カリフォルニア州、創業者兼CEO: Dheeraj Pandey、NASDAQ: NTNX、以下Nutanix) は本日、顧客企業によるEnterprise Cloudの採用をさらに推進するため、チャネルパートナープログラムに新たなインセンティブを導入するとともに、Dell EMCとの協力で単体のソフトウェアライセンス製品群を拡充したことを発表しました。新たなインセンティブに伴い、Nutanixソフトウェアを販売するパートナーにとっては経済的なメリットが拡充されます。一方、顧客企業にとっては、自社のデータセンター向けに業界をリードするハイブリッドクラウド技術とハイパーコンバージド技術を調達する際、より豊富な選択肢が提供されることになります。

Dell EMC XC Coreは、Dell EMC PowerEdgeの第14世代サーバーと、Nutanixソフトウェアの導入環境に対応したDell EMCソリューション統合ソフトウェアで構成されます。従来のNutanixソフトウェアを組み込んだアプライアンス型のDell EMC XCシリーズに加えて、本日提供開始されたXC CoreはNutanixソフトウェアのライセンスだけを分離購入し、Dell EMC PowerEdgeの第14世代サーバー上で使用することを可能としました。また、XC Coreでは数々の受賞歴があるNutanixの顧客サービス部門のソフトウェアサポートを直接受けることが可能です。今後は、顧客企業のビジネスニーズに最適なソフトウェアライセンスの条件を選択できるようになります。

今回の新たなチャネル向けインセンティブプログラムは、NPN (Nutanixパートナーネットワーク) 契約を締結しているチャネルパートナーによる最新鋭のインフラストラクチャー・ソリューションの販売を奨励するものです。パートナー企業にとっては、Nutanixの最先端テクノロジーを顧客企業に推奨する理由が増えることになり、顧客企業には従来型ベンダーのオプションと比べて、より豊富な選択肢がもたらされます。この新たなプログラムにより、顧客企業はEnterprise Cloudという新ソリューション導入に際して、そのメリットを享受することができます。

パートナーインセンティブの報奨金の内容は以下の通りです。なお、インセンティブ報酬はNPNパートナーによる申請に基づいて提供されます。 ●「Nutanix新規顧客獲得報奨金プログラム」:Nutanixの新規顧客を獲得したパートナーに5%の報奨金が支払われます。
●「Dell EMC XC Core向けNutanix報奨金プログラム」:所定の資格を満たしたXC CoreノードとNutanixソフトウェアを販売したパートナーに、ノードあたり最大3,000ドルの報奨金が支払われます。

Nutanixのグローバルチャネルセールス担当バイスプレジデントであるRodney Foremanは、次のように述べています。「次のデータセンター・アーキテクチャーとしてNutanix Enterprise Cloud OSソフトウェアが市場を牽引する中、チャネルパートナーの皆様には、Nutanixの販売をビジネスの中核的要素とすることに、さらなる価値を見出していただきたいと思います。当社はチャネル特化型の企業であり、その革新的な製品の採用を推進するため、信頼できるパートナー企業のサポートに力を注いでいます。今回の新たなインセンティブにより、最終的には、Nutanixがお客様にもたらす価値をご理解いただけるパートナー企業のネットワークを市場で拡大していきたいと考えています。」

Tech Data社のデータ/ネットワーキング・ソリューション部門バイスプレジデントであるCheryl Neal氏は、次のように述べています。「ハイパーコンバージド技術とハイブリッドクラウド技術の開発で業界をリードするプラットフォームのNutanixと、最新鋭のデータセンターの長きにわたるリーダーであり、イノベーターでもあるDell EMCの両社との協業を歓迎します。北米地域の優先パートナーである当社は、今回の新プログラムのサポートと実行に大きな期待を寄せています。こうしたクリエイティブなプログラムを通じて、Tech Dataとベンダー各社の事業範囲、能力、リソースを活用することで、お客様の技術ポートフォリオの拡大について、より豊富な選択肢をご用意できます。」

Dell EMCのハイパーコンバージド・インフラストラクチャー担当バイスプレジデントであるDan McConnell氏は、次のように述べています。「Nutanixが単体のソフトウェアライセンスによる販売モデルを拡大する中、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー向けに設計されたDell EMC PowerEdge第14世代サーバーをベースとするDell EMC XCシリーズは、Nutanixのあらゆる導入環境にとって最適な組み合わせです。Nutanixベースのハイパーコンバージド・アプライアンスを提供、サポートする上での最善のアプローチとして、XCシリーズに対してお客様から強い関心が集まっています。Dell EMC XC Coreでは、Nutanixソフトウェアライセンスのみの分離購入を可能とし、Dell EMCとNutanixのテクノロジーの採用について新たな選択肢を提供します。」

NPN (Nutanixパートナーネットワーク) プログラムの詳細はこちらをご参照ください。

(以上)

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアとハイパーコンバージド・インフラストラクチャー・ソリューションのグローバルリーダーであり、ITインフラストラクチャーをその存在さえ意識させない「インビジブル」なものに変革することで、企業のIT部門が、ビジネスに直結したアプリケーションやサービスの提供に注力できるようにします。NutanixのEnterprise Cloud OSソフトウェアは世界中の企業に採用されており、パブリッククラウド、プライベートクラウド、分散型エッジクラウドを対象に、ワンクリックのアプリケーション管理とモビリティを実現することで、総所有コストを大幅に削減しつつ、あらゆる規模でアプリケーションの実行を可能にします。その結果、高性能のIT環境をオンデマンドで迅速に実現でき、アプリケーション所有者には真のクラウドライクな体験が得られます。詳細については、www.nutanix.jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@nutanix)。

*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2018年3月6日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。