2019年6月13日

ジュニパーネットワークス、Interop Tokyo 2019にて「Best of Show Award」グランプリを受賞

ジュニパーネットワークスの「JATP400」と「Mist Wireless LAN」がグランプリを受賞

ジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、Interop Tokyo 2019において「Best of Show Award」を13年連続で受賞したことを発表しました。

Interop Tokyoでの長年にわたる受賞は、「Engineering Simplicity」のビジョンのもと、ネットワーク環境の簡素化を推進するジュニパーネットワークスの一貫した取り組みが高く評価された結果です。

今回受賞したジュニパーネットワークスの製品は、以下の通りです。

  • セキュリティ部門グランプリ:「JATP400」
  • AI部門グランプリ:「Mist Wireless LAN」
  • クラウドインフラ部門準グランプリ:「QFX5220 データセンター スイッチ」
  • NFV/SDI部門審査員特別賞:「Contrail Service Orchestration (SD-Enterprise)」
  • マネジメント部門審査員特別賞:「Contrail HealthBot」
  • 「Best of ShowNet Award」グランプリ:「MX240 5G ユニバーサル ルーティング プラットフォーム」、「QFX5220 データセンター スイッチ」

「Best of Show Award」は、業界全体から集まる数多くのエントリーから、毎年業界の専門家やエグゼクティブで構成される審査委員によって選出されます。ジュニパーネットワークスとしては昨年、「MX10008」と「Contrail Enterprise Multicloud」が「Best of Show Award」を受賞しました。

Interop Tokyoは、アジア最大のネットワーク・コンピューティング展示会の一つであり、国内最大級のビジネステクノロジーイベントとして知られています。このイベントでは、世界中のベンダーによる最新かつ最先端のネットワーク製品、ソリューション、サービスが紹介されます。Interop Tokyoには毎年14万人以上が来場し(同時開催イベントを含む)、基調講演やカンファレンス・プログラムが開催されるほか、ベンダー向けの出展エリアも併設されています。

各受賞製品のハイライト
「JATP400 (Juniper Advanced Threat Prevention Appliance)」
ネットワーク全体にわたる複数ソースからのセキュリティデータを活用する「JATP400」は、ベンダーを問わず、あらゆるファイアウォール、セキュリティ情報、イベント管理(SIEM)デバイスと連携し、悪意のある行為に迅速かつ柔軟に自動対応します。
時間を要する1回限りのカスタマイズが必要のない独自のアーキテクチャによって、JATPインターフェースでカスタム・データ・コレクターを簡単に作成できます。
定義が完了すると、データがシームレスにJATP脅威動作タイムラインに流れ込むため、セキュリティ担当者は包括的な単一ビューで、いつ何が起こったかなどすべての状況を瞬時に確認できます。
1日当たり最大5万個のオブジェクトを処理できるパワフルな1Uサイズの「JATP400」は、エンタープライズ環境全体にわたって分散したWeb、電子メール、水平方向のトラフィックへの脅威を検知するように設計されています。

「Mist Wireless LAN」
「Mist Wireless LAN 」は、世界で初めて人工知能(AI)を搭載したWLAN であり、Wi-Fiの予測性、信頼性、定量性を向上させるとともに、また「バーチャルBluetooth® LE」テクノロジーにより高精度位置情報サービスを提供します。
AI、機械学習、データサイエンス、最新のクラウドテクノロジーを組み合わせることで、強力なユーザー可視性やWi-Fiサービスレベル、DevOpsの俊敏性向上のためのプログラマブルなクラウドのほか、シームレスな自動化とインサイトを提供します。

「QFX5220 データセンター スイッチ」
最新世代の商用シリコンを搭載した「QFX5220」は、コンパクトな1RUサイズのフォームファクタで32x400GbEに対応します。
サーバーやファブリック間接続に対して、50GbE、100GbE、400GbEの柔軟なインターフェースを提供し、400GbEのクラウドへ移行する際の多様な導入方法とネットワーク投資を実現します。

「Contrail Service Orchestration」

  • 「Contrail SD-WAN」ソリューションの主要コンポーネントである「Contrail Service Orchestration」は、さまざまなエンタープライズ・ソリューションとマルチテナント型のソリューション(SD-WAN、SD-Branch、NFV、Telcoクラウドなど)をつなぐ強力なソフトウェア・プラットフォームです。
  • vSRX仮想ファイアウォールとvMX仮想ルーターに対してサービス・オーケストレーターの役割を果たすほか、NFX、EX、SRX、MXのプラットフォームにわたって、サービス・ライフサイクル全体を設計、保護、自動化、稼働します。
  • 直感的なGUIで、マルチサイトのネットワーク接続サービスのプロビジョニング、管理、保護がしやすく、信頼性と俊敏性を提供すると同時に、マルチクラウド・ネットワークを可視化します。

「Juniper Contrail HealthBot」
「Contrail HealthBot」は、テレメトリ、プログラマビリティ、高度なアルゴリズム、機械学習を組み合わせることで、高度に自動化されたネットワークの稼働状況/診断のソリューションを提供し、ネットワーク全体にわたって一貫性のあるコヒーレントなオペレーショナル・インテリジェンスを実現します。
Junos Telemetry Interfaceと標準ベースのOpenConfigテレメトリを統合した「Contrail HealthBot」は、大量のテレメトリデータを時系列で集約して、ネットワークとアプリケーションの全体にわたって多角的なビューを提供し、リアルタイム分析を実行可能な情報に変換します。
オープンソースの複数のデータパイプラインと、データを取得し分析するためのデータコレクターに対応したプログラマビリティ優先のアプローチを備える「Contrail HealthBot」の直感的なWebベースのダッシュボードは、テレメトリデータを抽出する際の運用上の複雑さを解消することで、ネットワーク分析の活用を容易にし、ビジネスの俊敏性と成長を実現するためのコラボレーションを促進します。

また「Best of Show Award」に加えて、「MX240 5G ユニバーサル ルーティング プラットフォームとMPC10Eラインカード ソリューション」、「QFX5220 データセンター スイッチ」が「Best of ShowNet Award」グランプリを受賞しました。ShowNetのNOC(Network Operations Center)パネルに選ばれたこれらのソリューションは、さまざまなベンダーのルーター、スイッチ、伝送装置と400GbEの相互接続を実現します。

本リリースへのコメント
ジュニパーネットワークス 上席副社長兼最高マーケティング責任者Mike Marcellin(マイク・マーセリン)は、次のように述べています。「伝統のあるInterop Tokyoにおいて、クラウドインフラ部門、セキュリティ部門をはじめ、今年買収したミストシステムズの『Mist Wireless LAN』がAI部門を受賞したことを嬉しく思います。13年連続で業界から高い評価を獲得できたことは、お客様のために『Engineering Simplicity』を提供し続けてきた当社のコミットメントへの大きな名誉であり、大変光栄に思っています」

ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、私たちのつながり方、働き方、生活に変革をもたらすクラウド時代において、製品、ソリューション、サービスにより、複雑なネットワークの簡素化を実現します。弊社は、顧客とパートナー企業に向けて、世界をつなぐ、自動化、拡張性を備えたセキュアなネットワークを提供するため、ネットワークをそれまでの制約から解放します。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。http://www.juniper.net/jp/、Twitter、Facebook、YouTube、J-Net(最新情報提供サイト)

Juniper Networks、Juniper Networksロゴ、Juniper、Junosは、米国およびその他の国における Juniper Networks, Inc.の登録商標です。その他、記載の各名称は、各所有者に所有権があります。

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