2017年2月9日

パワード プロセス コンサルティング、基幹系システムの迅速な開発を実現する「Metasonic based Flex Coreサービス」を発表

刻々と変化する業務要件を迅速、柔軟にシステムに反映し、ビジネスを加速させつつ開発コストを大幅に低減

パワード プロセス コンサルティング株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:力 正俊、以下 PPC)は本日、基幹系システムの構築を支援する新サービス「Metasonic based Flex Coreサービス(メタソニック・ベースド・フレックスコア・サービス)」を発表しました。 Metasonic based Flex Coreサービスは、既に多数の導入実績を有し、高い評価を得ているPPC先進のBPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)製品「Metasonic Suite」(メタソニック スイート、以下 Metasonic)をベースに、人間系の業務プロセスのみならず、基幹系の業務プロセスも包含する領域のITシステムを、高い信頼性のもと、短期間・低コストでの開発を実現します。

企業の業務部門は、刻々と変化し複雑化していくビジネスや市場を背景に、頻繁に変更される業務内容やフローにシステムが即応できることを望んでいます。一方、システム開発の現場では、それらの変化にタイムリーに追随できないことや、複雑化する機能要件に対して開発コストが膨大化することなどの課題を抱えており、手組みや対症療法的なERPパッケージ導入などによる従来のシステム開発手法ではもはや対応が困難な状況です。

今回のMetasonic based Flex Coreサービスは、ユーザインターフェース(UI)基盤にMetasonicを活用することでこうした課題に応えます。Metasonicは、業務ユーザ間のコミュニケーションを中心に据え、人や組織を基点にプロセスを描く「サブジェクト指向」のBPM(Subject-oriented BPM:S-BPM)製品です。その最大の特長は、従来のBPM製品では連携できなかった「プロセスモデル」、「プロセスフロー」、「実行系システム」の統合を実現していることです。さらに、データ・インテグレーション(DI)基盤とデータベース(DB)を組み合わせることにより、基幹系システムに求められる高信頼性、開発期間の短縮、および開発コストの1/4への削減、さらには稼働後の変化への迅速な対応を可能とします。

Metasonic based Flex Coreサービスの主な特長は以下の通りです。
1.ユーザインタフェース(UI)、データ・インテグレーション(DI)とデータベース(DB)のプロダクトを組合せたシステム基盤の構成で、各プロダクトの機能特性を最大限に活用
各プロダクトが自律することでそれを担うエンジニアの役割分担を明確化、相互を意識する必要のないシステム構成を実現。UI、DIとDBの各プロダクトの各機能特性を利用することで、手組み開発を抑え、開発生産性を向上。とくに変更の多いUIには改修効率の高いMetasonicを採用し、フロントエンジニアの負荷を軽減。

2.更新I/Oと参照I/Oの独立(CQRS:コマンドクエリ責務分離)
更新I/Oと参照I/Oを独立させることで、データの排他処理を回避。処理を分割して、ひとつひとつを簡易化することによって、保守性が高まり、変化対応への柔軟性を向上させます。

Metasonic based Flex Coreサービスは、2016年より大手情報通信企業でパイロット導入され、システム投資の最適化と稼働後の変化対応の迅速化の効果を上げています。PPCは、基幹システムの開発において、経営・業務領域の問題・課題を解決してアジャイル経営を実現したい全ての企業に対してMetasonic based Flex Coreサービスを推奨致します

*Metasonic Suiteに関する詳細は、こちらよりご覧いただけます。

パワード プロセス コンサルティング株式会社について
パワード プロセス コンサルティングは、ビジネスプロセスマネジメント(BPM)のコンセプトに立脚したコンサルティングサービスを提供するコンサルティングファームです。 BPMに関し豊富な経験を持ち、様々なビジネスモデルに精通するコンサルタントがBPMの実践と浸透、内部統制、プロセス指向のIT構築などのコンサルティングサービスを通じて、お客様の経営を支援しています。
ホームページ:www.powered-process.com

以 上