2020年7月16日

シーメンス、Solid Edge 2021を発表

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア(以下シーメンス)は、新しいサブディビジョン・モデリング、優れたリバース・エンジニアリング・パフォーマンス、新しい差異分析など、設計機能を強化したSolid Edge® 2021を発表しました。AIにより次のステップを予測する、の新しいアダプティブ・ユーザー・インターフェースと、CADENASによるインテリジェントな3Dモデル検索エンジン「3dfind.it」とのシームレスな統合により、事前設計段階で貴重な時間を節約できます。

「Solid Edge 2021は、ここ数年のアップデートの中でも、最も革新的に強化されたSolid Edgeのリリースだと思います。エンジニアの設計プロセスを容易にする、数多くの特長が備わっています。そして、サブディビジョン・モデリングは非常に強力な機能です。Solid Edge環境内で有機的な形状を製品設計に容易に取り込める機能は、当社にとって大きな意味があります。データのインポート、エクスポート、分析を行うことなく、プロセスを単一のソフトウェア・ソリューションにとどめられることは、非常に重要です」と、KimballのR&Dエンジニアリング・マネージャー、リカルド・エスピノーサ(Ricardo Espinosa)氏は述べています。

以下のような機能強化が、Solid Edgeポートフォリオ全体にわたって実施されています。

  • 新しいキャビネット・パネル設計機能による、産業用制御パネルの迅速かつ正確な2Dレイアウト
  • 流体シミュレーションと構造シミュレーションの最適な統合
  • 検索可能な新しいポストプロセッサ・データベースと、改良された荒削り / 適応ミル加工機能により、数値制御プログラミングを加速
  • Solid Edgeと併用してデスクトップ・ファイルを安全なクラウド・ストレージに同期できる、Teamcenter® Shareの導入により、クラウドベースのコラボレーション・オプションが強化

詳細については、2020年7月15日午後2時(米国東部標準時)開催のバーチャル・ローンチ・イベントをご覧いただくか、イベントと連動して公開されるwww.siemens.com/whats-new-in-solid-edge-2021をご覧ください。

シーメンスデジタルインダストリーズ(DI)はオートメーションとデジタル化における革新的なリーダーです。パートナーやお客様と緊密に協力して、プロセス業界とディスクリート(部品組み立て)産業のデジタル・変革を牽引します。DIはデジタルエンタープライズポートフォリオによって、あらゆる規模の企業がバリューチェーン全体にわたって統合とデジタル化を実現するための、包括的な製品、ソリューション、サービスを提供します。各業界固有のニーズに合わせて最適化された、DIのユニークなポートフォリオは、お客様の生産性と柔軟性の向上をサポートします。DIは常にポートフォリオに革新性を追加し続け、未来の先端技術の統合に努めています。DIのグローバル本社の所在地はドイツのニュルンベルクで、世界に約76,000名の従業員を擁しています。

シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170年以上もの間、卓越したエンジニアリングとイノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業であり続けています。発電および送電、ビルや分散型エネルギー・システム向けのインテリジェントなインフラストラクチャー、プロセス産業や製造業向けの自動化およびデジタル化の分野を中心に、世界中で事業を展開しています。鉄道および道路交通のスマートモビィティソリューションの主要サプライヤーである、個別管理会社のシーメンスモビリティを通じて、旅客および貨物サービスの世界市場を形成しています。さらに上場会社であるSiemens Healthineers AGとSiemens Gamesa Renewable Energyの株式の過半数を保有することで、医療技術やデジタルヘルスケアサービス、環境に優しい陸上/洋上風力発電ソリューションの世界的な大手サプライヤーとなっています。2019年9月30日を末日とする2019会計年度の売上高は868億ユーロ、純利益は56億ユーロでした。2019年9月末時点の全世界の社員数は約385,000人です。シーメンスに関する詳細www.siemens.comにてご覧いただけます。

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