2021年9月7日

Nutanix、2021年第4四半期および通期の業績を発表

過去最高のACV請求額および売上高、一貫した実行能力により、すべての指標で上方修正を達成

Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix)は本日、2021年7月31日を末日とする2021年度第4四半期および通期の業績を発表しました。

2021年度第4四半期および通期の業績

Nutanixのプレジデント兼CEOであるRajiv Ramaswamiは、次のように述べています。「2021年の締めくくりとなる第4四半期は、財務および戦略目標の両方において、一貫した実行能力を発揮し、着実な進歩を遂げたことで好調な結果につながった素晴らしい1年となりました。2022年度も、この勢いと堅実な成長計画により、『Investor Day』で発表したモデルと、クラウドをインビジブルな(意識する必要のない)状態にするというビジョンを遂行していきます。」

NutanixのCFOであるDuston Williamsは、次のように述べています。「第4四半期は、ACV請求額と売上高が前年同期比でそれぞれ26%と19%増加するなど、多くの主要指標で過去最高の業績を達成しました。2022年度には、低コストでの契約更新の増加により、さらなる増収増益を見込んでいます。」

2021年第4四半期の業績サマリー

 21年第4四半期20年第4四半期前年同期比
年間契約額(ACV)1請求額1億7,630万ドル1億3,990万ドル+26%
年間経常収益(ARR)28億7,870万ドル4億8,130万ドル+83%
ランレート(計上ベース)ACV315億4,000万ドル12億2,000万ドル+26%
平均契約期間3.4年3.8年-0.4年
売上高3億9,070万ドル3億2,790万ドル+19%
GAAPベース粗利益率79.9%79.6%+30 bps
非GAAPベース粗利益率82.9%83.0%-10 bps
GAAP営業費用4億5,410万ドル4億3,230万ドル+5%
非GAAP営業費用3億7,250万ドル3億4,580万ドル+8%
フリーキャッシュフロー-4,220万ドル-1,380万ドル-2,840万ドル

2021年通期の業績サマリー

 21年度通期20年度通期前年同期比
年間契約額(ACV)1請求額5億9,430万ドル5億052万ドル+18%
年間経常収益(ARR)28億7,870万ドル4億8,130万ドル+83%
ランレート(計上ベース)ACV315億4,000万ドル12億2,000万ドル+26%
平均契約期間43.4年3.8年-0.4年
売上高513億9,000万ドル13億1,000万ドル+7%
GAAPベース粗利益率79.1%78.1%+100 bps
非GAAPベース粗利益率82.3%81.3%+100 bps
GAAP営業費用17億6,000万ドル18億5,000万ドル-5%
非GAAP営業費用14億3,000万ドル15億2,000万ドル-6%
フリーキャッシュフロー-1億5,850万ドル-2億4,940万ドル9,090万ドル

最近の事業ハイライト

  • オープンハイブリッド・マルチクラウドソリューションの提供に向けて、Red Hatと戦略的パートナーシップを締結:Red HatとNutanixは、オンプレミスおよびハイブリッドクラウド環境でクラウドネイティブアプリケーションを構築、拡張、管理するソリューションの実現に向けた戦略的パートナーシップを発表しました。このパートナーシップにより、Red Hat OpenShiftおよびRed Hat Enterprise Linuxと、Nutanix AOS/AHVを含むNutanix Cloud Platformの導入、相互運用性、管理が可能となります。
  • ヒューレット パッカード エンタープライズ(HPE)とのパートナーシップを拡大、HPE GreenLake経由で最新のDBaaS製品を提供:NutanixとHPEは、パートナーシップの拡大を発表しました。これにより、HPE GreenLakeソリューションとして提供中のクラウドプラットフォームにNutanixのマルチデータベース運用・管理ソリューションのNutanix Era™とHPE ProLiantサーバーをバンドルし、HPE GreenLakeによるas-a-service形態で提供します。
  • 第1回ESGレポートを発表:本レポートは、Nutanixの投資家向け情報(IR)サイトのESGセクションまたはこちらから直接ご覧いただけます。
  • Virginia Gambaleを取締役会会長に選出:Virginia Gambaleは、2020年6月よりNutanixの取締役会に加わりました。過去20年以上にわたり、テクノロジーなどのさまざまな業界で上場企業の取締役を歴任しました。
  • 「Global .NEXT Digital Experience 2021」の詳細を発表:米国時間9月20日(月)~23日(木)の日程でNutanixの年次ユーザーカンファレンス「Global .NEXT Digital Experience 2021」をオンラインで開催します。日本では、10月7日(木)より「.NEXT Conference | Japan 2021」をオンラインで開催し、Nutanixのビジョンや戦略、日本のさまざまな業界における導入事例をご紹介します。ご登録に関する詳細は、https://event.nutanix.com/nextjapan2021をご覧ください。

2022年第1四半期の業績見通し

ACV請求額1億7,200万~1億7,700万ドル
非GAAP粗利益率約81.5%
非GAAP営業費用3億6,500万~3億7,000万ドル
加重平均発行済株式数約2億1,600万株

Nutanixの2021年度第4四半期および通期の業績に関するプレゼンテーションなど、本業績発表の補足資料は、https://ir.nutanix.com/company/financial/ でご覧いただけます。

用語の定義と総売上高への影響
1 ACV(年間契約額)は、プロフェッショナルサービス/ハードウェア関連の金額を除外した、年換算の総契約額として定義されます。年換算の総契約額は、総契約額を、当該契約の期間の年数で除することで計算されます。期間が定められていない契約に関しては、必要に応じて5年間と仮定した期間を使用します。任意の期間のACV請求額は、当該期間中に請求されたすべての契約のACVの総額として定義されます。ACV請求額は、新規ACV請求額と更新ACV請求額の総額です。
2任意の期間のARR(年間経常収益)は、特定期間末の時点で有効な、すべての非永続製品契約のACVの総額として定義されます。当該契約の条件により、後の期間までNutanixが義務を履行できない場合を除き、そして当該契約に関する売上高をNutanixが認識する期間に関わらず、この計算では、契約期間は契約の計上日に開始するものと仮定します。
3任意の期末のランレートACVは、当該期間末の時点で有効な、すべての契約のACVの総額です。この計算では、当該契約に関する売上高をNutanixが認識する期間に関わらず、契約期間は契約の計上日に開始するものと仮定します。
4平均契約期間は、期間中に履行された永続製品ライセンスに5年間と仮定した期間を使用し、すべてのサブスクリプション契約と永続製品契約を対象に、請求額ベースで計算を行った、ドル加重期間を表しています。
5現在進行中のサブスクリプション型ビジネスモデルへの移行に関連し、平均契約期間が前年同期比で減少したことにより、売上高はマイナスの影響を受けました。

(以上)

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアとして、お客様がビジネスの推進に集中できる、意識しなくて良いインビジブルなITインフラストラクチャー管理を実現しています。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、単一のプラットフォームで、場所を問わずハイブリッドおよびマルチクラウド環境のあらゆるアプリを管理できるよう支援しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧ください。Twitterは@NutanixJapanより、フォローしてください。

*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2021年9月1日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。

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