2024年5月15日

ServiceNow、Creator Workflowsを強化し、組織全体のDXを拡大

  • 新しいCreator Studioは、すべての従業員がアプリケーションを構築できるようにする直感的かつコード不要のエクスペリエンスで、ローコード主体の開発を強化
  • Automation Engineの革新は、自動化環境の包括的なビューを提供 ― RPAの導入を簡素化し、ミッションクリティカルなビジネスプロセスを改善
  • ServiceNowの成長著しいNow Assist for Creator 向け生成AI機能を補完

ServiceNow(NYSE:NOW)は本日、年次イベントKnowledge 2024にて、企業全体のデジタル変革を加速および拡大するための新しいノーコード開発studioと新しい自動化機能を発表しました。ServiceNow App Engineで利用可能な新しいCreator Studioは、すべての従業員がアプリケーションを構築できるようにする直感的かつコード不要のエクスペリエンスで、ローコード主体の開発を強化します。さらに、ServiceNowが提供するインテリジェントオートメーションの一部であるAutomation Engineのアップデートにより、オートメーションのより包括的なビューが提供され、ロボティックプロセス自動化(RPA)の導入が簡素化されます。これらの新しいソリューションとツールは、ServiceNowの成長著しいNow Assist for Creator向け生成AI機能をさらに補完するものです。

組織は、ITスペシャリストの不足とアプリケーション需要の急増に対処するため、しばしば断片的なポイントソリューションに頼ることがあります。しかし、これらのソリューションは、人とプロセス全体にわたる自動化の取り組みを拡大するために必要な貴重なインサイトを把握するのに大きな労力を必要とします。IDCによると、2028年までに10億以上の新しい論理的なアプリケーションが作成される見込みであり1、単一のプラットフォームでこのギャップに対処することが急務となっています。

ServiceNowのCreator, Finance and Supply Chain Workflow Products 担当SVP兼GMであるジョシュ・カーン(Josh Kahn)は、次のように述べています。「ビジネスリーダーは、効率性を高め、生産性を向上させ、オペレーションを再構築するというプレッシャーに直面しており、企業のあらゆる領域にわたって自動化を作成、拡張、測定するための包括的なプラットフォームが必要です。ServiceNow Creator Workflowsにおけるこれらの大幅な機能強化は、ITやエンジニアリングの境界を越えてこれらの機能を安全に移動させることで、Now Platformにおけるアプリケーション開発と自動化の進化を大きく前進させるものです。この度、あらゆるスキルレベルのクリエイターが、アプリケーションと自動化を大規模に作成、展開するために必要なツールにアクセスできるようになりました。」

より速く、よりインテリジェントなアプリケーションのためのノーコード開発の民主化

ServiceNow App Engineの一部であるCreator Studioは、ノーコード開発環境をNow Platformにもたらし、リクエストベースのアプリケーションを構築するためのガイド付きで直感的なエクスペリエンスを提供します。すべてのクリエイターを念頭に置いて設計されたCreator Studioは、アプリケーション開発における従来の障壁を取り払い、ビジネスプロセスの所有者が自動化のアイデアを実現できるようにします。アプリケーション開発を、保護され、安全で、管理可能な方法でプロセスオーナーの手に委ねることで、ITチームは開発ライフサイクルを監視・管理する能力を維持したまま、バックログを削減できます。

Creator Studioは、アプリケーション作成のための新しいエントリーポイントを提供することで、App Engine Studioのような既存のServiceNow開発機能を補完します。ローコード市場におけるServiceNowの長年のリーダーシップにより、ServiceNowはデジタルリーダーにとって最適な開発プラットフォームとなっています。Creator Studioにより、ServiceNowはアプリケーション開発のパワーを、ビジネスの舵取りをする人々の手に届け続けます。

単一の直感的なプラットフォームで自動化と統合を合理化

組織では、分離された複数のポイントソリューションや手作業によるプロセスを管理しながら、自動化から孤立した島と格闘することがよくあります。その結果、約束された自動化の利点が実現されないまま、進歩が阻害され、自動化を担当するリーダーがさまざまなベンダーや部門間で実行可能な洞察を活用することが妨げられます。

ServiceNowのインテリジェントオートメーションサービスであるAutomation Engineの最新の機能強化は、社内のさまざまなチームや複数の外部ベンダーを含む全社的なイニシアチブにわたって、従来の集中型オートメーション管理と可視化を進め、この課題に取り組みます。自動化管理に関連する傾向のある大量の反復作業を削減することで、企業はRPA、API統合、ドキュメントインテリジェンス、プロセスマイニング、オートメーションガバナンスなどの堅牢な自動化機能セットを単一のプラットフォーム上で利用し、インテリジェントオートメーション戦略の統合を強化することができます。

Automation Center は、効率化された自動化インテークと埋め込み型のROI追跡によって強化され、IT チームに自動化リクエストやタスクの視覚的で俯瞰的なビューを提供します。このエクスペリエンスにより、自動化のライフサイクル全体にわたって運用効率と継続性が向上し、従業員を処理能力の制限から解放し、ワークフロー管理を最適化するプロセスを作成できます。
Embedded Task Automationは、開発者、カスタマーサービスエージェント、ITチームが、IT Service Management(ITSM)、Customer Service Management(CSM)、HR Service Delivery(HRSD)など他の統合ワークフローのフォーム、プレイブック、ワークスペースから自動化を動作できるようにすることで、ServiceNowの既存のRPAソリューションをより強力なものにします。これにより、常にアプリを切り替えたり、手作業で大量の繰り返し作業を実行する必要性が減り、従業員はより戦略的な業務に集中できるようになります。
本日発表された新しい生成AI機能の一環として、ServiceNowはNow Assist for Creatorの機能を取り入れ、開発チームにNow Platform上でより迅速にアプリケーションを作成し、拡張する能力を提供し続けます。New app generation、Playbook generation、ServiceCatalog generationは、生成AIのパワーを利用しているため、開発者や技術者ではないユーザーも、同様にわずかな時間で新しいアプリケーション、ワークフロープレイブック、カタログ項目を構築することができます。

提供時期
Creator Workflowsに含まれる新機能は、2024年5月9日より利用可能となります。

*1 Billion New Logical Applications: More Background, doc #US51953724, April 2024

以上

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