2022年12月9日

キンドリル、2040年までにネットゼロ達成を公約

米国ニューヨーク – 2022年12月7日(現地時間)発 — 世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであるキンドリル(NYSE: KD)は本日、2040年までにネットゼロ(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を達成する計画を発表しました。このコミットメントにより、サステナブルな未来に向けた基盤作りにおいて、責任ある事業の実現を目指すキンドリルの取り組みはさらに強固なものになります。

キンドリルのCSO(Chief Sustainability Officer)、フェイス・テイラー(Faith Taylor)は次のように述べています。「完全に独立した企業としての1年目で、キンドリルはサステナビリティに対する確固たる決意を表明しました。キンドリルの基盤にサステナビリティを組み込み、ネットゼロ達成へと加速しながら業界標準をリードしています」

キンドリルはIPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)の科学的勧告に基づきネットゼロ目標を設定しています。IPCCでは、地球温暖化を1.5℃に抑えるべく、2050年までに全世界の温室効果ガス排出量をネットゼロにする目標を掲げています。キンドリルのネットゼロコミットメントは、科学的な枠組みに従うものであり、スコープ1、2、3における排出量の絶対的な削減を含みます。この脱炭素計画は、キンドリルのビジネス戦略に沿って立案され、旧来の施設やデータセンターをより持続可能性の高いインフラに統合し、再生可能エネルギーの利用を増やし、サプライヤーやアライアンスパートナーにはサステナブルな活動の促進を働きかけます。

広報・渉外・CSR担当グローバル責任者のウナ・ピュリッジ(Una Pulizzi)は次のように述べています。「ITインフラサービス業界は、低炭素経済への移行において重要な役割を果たすことができます。こうしたサービスの世界的なトッププロバイダーとして、キンドリルは脱炭素化に向けた自らの目標達成だけでなく、サステナビリティ向上に取り組むお客様のサポートにも力を注いでまいります」

キンドリルは、ビジネスとサステナビリティ戦略の統合モデルを構築し、温室効果ガス排出量削減へのコミットメントを果たす取り組みを推進します。短期的なネットゼロ達成に向けて、キンドリルは2030年までに以下を実現することを約束します。

  • スコープ1(直接排出)とスコープ2(間接排出)を75%削減する
  • グローバルで温室効果ガス排出量を50%削減する
  • 購入する電力の100%を再生可能エネルギー由来とする

キンドリルが提供するソリューションを活用して、お客様の温室効果ガス排出量削減とIT資産や業務の効率改善をサポートいたします。それらの例として、再生可能エネルギーを活用するパートナーとのクラウド移行支援、ハイブリッドオフィス戦略に対応する職場のデジタル化、データセンター効率の改善、消費電力の削減などが挙げられます。加えて、キンドリルではGreen Guildプログラムも開始し、従業員のエンゲージメント促進、お客様のソリューション開発、温室効果ガス排出削減に向けた取り組みを支援します。

以上

キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について
キンドリル(NYSE: KD)は、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にサービスを提供する世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。
詳細につきましては、www.kyndryl.com または、 www.kyndryl.com/jp/ja をご覧ください。

当プレスリリースは、2022年12月7日(現地時間)にKyndrylが発表したプレスリリースの抄訳です。
www.kyndryl.com/us/en/about-us/news/2022/12/kyndryl-commits-to-net-zero-carbon-emissions-by-2040

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