2019年11月22日

AMDの「第2世代AMD EPYC™」プロセッサー、富士通の新サーバーに採用

AMD(米国本社:米カルフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO:リサ・スー)は本日、「第2世代AMD EPYC™」プロセッサーが、富士通(注)の「FUJITSU Server PRIMERGY LX1430 M1」に採用されたことを発表しました。このシングルソケット・ラック型サーバーは、特にインターネット・サービス・プロバイダーのデータセンター向けに設計されています。

富士通のシステムプラットフォーム事業本部 理事である坂井賢一氏は次のように述べています。「今回発表となった『第2世代AMD EPYC』プロセッサーを採用した『PRIMERGY LX1430 M1』を通じて、AMDとのビジネスを強化できることを嬉しく思います。このコラボレーションにより、『AMD EPYC』搭載システムの導入を進め、お客様のデジタル・トランスフォーメーションを支援していきます。」

スケールアウト型のクラウド環境向けに設計された「PRIMERGY LX1430 M1」は、優れた性能と低消費電力、シンプルな構成、仮想マシンの高集約により、TCOを大幅に削減します。さらに、富士通の運用管理ソフトウェアである「FUJITSU Software Infrastructure Manager (ISM)」を導入することで、サーバー、ストレージ、ネットワークから構成されるシステム全体が一元管理できるようになり、データセンターの効率的な運用が可能になります。

AMDのコーポレート・バイスプレジデント兼データセンター・ソリューション・グループ担当ゼネラル・マネージャーであるScott Aylorは次のように述べています。「クラウドとエンタープライズのお客様は、ますます複雑化するワークロードに対応するため、卓越したパフォーマンスとTCOの削減を必要としていいます。『第2世代AMD EPYC』プロセッサーは、今日のデータセンターの新しい基準となる価格帯で、シングル・ソケットの性能を提供します。」

「第2世代AMD EPYC」プロセッサーは、最先端の7nmプロセス・テクノロジーにより、最大64個の「Zen 2」コアを搭載し、さまざまなワークロードでTCOを大幅に削減します。さらに、このプロセッサーの「AMD Infinity Architecture」はx86の性能とコンピューティング能力を強化し、PCIe® 4.0を含めたI/O(注1)やメモリー帯域幅(注2)へのアクセスを通して、最新のサーバー性能を発揮できるよう支援します。

「第2世代AMD EPYC™」プロセッサーは今日のデータセンターのワークロードに特化して設計されており、仮想化、クラウド、HPC、エンタープライズ・アプリケーションのパフォーマンス向上を実現する、理想的な機能を提供します。

AMDについて
AMDは、ゲームや没入型プラットフォーム、データセンターに欠かせない要素である、ハイパフォーマンス・コンピューティング、グラフィックスと視覚化技術において50年にわたり革新をもたらしてきました。世界中の何億人もの消費者、フォーチュン500企業、最先端の科学研究施設が、日常の生活、仕事、遊びを向上させるために、AMDのテクノロジーに頼っています。世界中のAMD社員は可能性の限界を押し上げる優れた製品開発に注力しています。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。AMDのさらなる詳細については、AMD(NASDAQ: AMD)のウェブサイト、ブログ、Facebookまたはツイッターをご覧ください。

(注)  富士通株式会社:
本社 東京都港区、代表取締役社長 時田 隆仁

AMD、AMD Arrowロゴ、EPYCまたそれらのコンビネーションはAdvanced Micro Devices、Inc.の商標です。

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